こころと骨盤ケアのおはなし

こんにちは、スタッフMです。(・ω・)ノ

9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。
体調を崩さないよう、みなさまもお気をつけください。

さて、「産後うつ」という言葉をご存知でしょうか?
最近はよくテレビや新聞などで特集されているので、耳にしたことがあるかもしれませんね。

 産後うつとは?

産後うつとは、出産をした女性の10%前後に起こるといわれているうつ病のひとつです。
産後1~2ヶ月以内に起こることが多く、半年~1年後に起こることもあるようです。

一般的なうつ病とあまり変わりがなく、気分の落ち込みや不眠などの症状が少なくとも2週間以上続く場合、産後うつと診断されるようです。

また、産後うつになる人の半数ほどは、実は妊娠中から発症しているそうです。
異変に早く気づくことが大切ですが、お母さん本人が不調を訴えても「みんな経験することだから」と軽くみられたり、反対にプレッシャーを与えられたりと見過ごされることも…。

たとえわざとじゃなくても、悩みを相談しにくくなってしまいますよね…。(´・ω・`)

産後うつになる理由は?

妊娠中・産後にうつになる理由は、はっきりとは判っていません。
ただそのひとつとして、体の不調が関係していると考えられています。

妊娠中や産後は多くの方が腰まわりをはじめ体の不調を経験します。
妊娠前と比べて思うように動かない体にイライラすることもあると思います。

その不調の原因のひとつには、骨盤のゆるみが考えられます。
近年では、「産後の心の問題の背景には骨盤底のトラブルが隠れているのではないか」と指摘する医師もいるそうです。

妊娠すると出産に向けて分泌される、ホルモンの影響で骨盤まわりの筋肉やじん帯がゆるみやすくなります。
骨盤は体の中心にあり、全身の姿勢を支える要です。
そのため、要である骨盤がゆるむと腰がつらい、トイレが近くなる、といった体の不調につながりやすくなります。

そこで、骨盤のゆるみ・ゆがみを整える“骨盤ケア”!
妊娠中からのケアをすることで、産後も快適にすごしやすくなります。

骨盤ケアには3つのポイントがあります。

〔骨盤ケアの三原則〕

骨盤ケアの三原則

  • 下がった子宮などの内臓を骨盤高位で【あげる】
  • ゆがんだ骨盤や筋肉を体操で【ととのえる】
  • トコちゃんベルトでゆるんだ骨盤を心地よい位置と強さで【ささえる】

これら3つをどれからでもいいので、出来ることから毎日続けるようにしてください。
きっと体の変化にびっくりしますよ。
くわしくはこちらをご覧ください♪

特に、ゆがみをととのえる体操は体のコリがやわらぎ、気持ちもすっきり☆
体操についてはこちら。

 

最後に

ここまでたくさん説明しましたが、妊娠中・産後にうつになる原因はさまざまです。予防方法もさまざまですが、そのひとつは頑張りすぎないことだそうです。

妊娠中・産後と生活の中心は赤ちゃんになり、特に産後はお母さん自身のことより赤ちゃんを優先してしまいがち。でも、それはお母さんが元気であればこそ。

最近では、妊娠中から医療機関と行政が連携して支援を行う取り組みなどが増えているそうです。
つらい・しんどいと思うことはひとりで我慢せず、ご家族や助産師さん、保健師さんに相談してみてください。(^▽^)

それでは!(・ω・)ノシ

2017年に開催された第58回日本母性衛生学会総会・学術集会において、「2時間の骨盤ケア教室が参加者にもたらす心身の変化」についてのポスター発表を行いました。


参考資料(敬称略)

  • 2018年11月30日(金)産経新聞「産後の「鬱」、妊娠中から注意を」
  • 2019年8月8日(木)毎日新聞「どうすれば安全安心―産後うつ防げ 長野県須坂市などでの取り組み」
  • 2019年9月3日(火)朝日新聞デジタル有料記事「骨盤まわり、「産後すぐケアを」分娩でダメージ、尿や便もれ・臓器脱・・・」
  • 三重大学 母子精神保健研究グループ監修「産後のメンタルヘルス-これから出産を迎える妊産婦さんへ」(日本周産期メンタルヘルス学会資料)http://pmh.jp/information/leaflet_mother.pdf(2019年9月5日アクセス)