第60回日本母性衛生学会総会・学術集会 ランチョンセミナー

こんにちは!スタッフOです^^

ヒルトン東京ベイで開催された第60回日本母性衛生学会総会・学術集会で、10月11日(金)にランチョンセミナーを共催しました!

会場写真

 

今回は「妊娠(胎児)期・産褥(新生児)期・乳児期にしたいセルフホームケアの指導」をテーマに2名の先生にご講演いただきました。

第1演者:馬地 容子先生(馬地助産院 院長)

第1演者の馬地先生は、ご自身の妊娠・出産経験や育児の工夫をお話しくださいました。

17歳のときに脊柱側彎症と診断されるも「経過観察」との指示があり、治療や対策を取ることなく成人し、26歳で第1子を妊娠。
骨盤ケアもまるまる育児も知らなかった当時は、育てにくさ(反り返って泣く・上手く抱けない・寝ないなど)を感じる我が子とご自身の体の不調に悩みつつも「育児は辛いもの」と言い聞かせながら毎日を過ごしていたそうです。

その後、第2子出産後に受講したトコ企画のメンテ“力”upセミナーで知ったまるまる育児を試してみたところ、第1子と同様に感じていた育てにくさがなくなったことが、ケアを始めるきっかけになりました。

初めて妊娠中の骨盤ケアに取り組んだ第3子の妊娠期間ですが、骨盤位がなおらないまま妊娠39週のときに帝王切開前に前期破水。
急いで病院に向かうも帝王切開の準備が間に合わず、自然分娩をトライすることになりました。
そして誕生した第3子は全足位で、右足が強く外反し足背屈していたそうです(外反位足)。
ですが、生まれてすぐから足首のケアや、乳幼児期の成長発達にあわせた子育てを続けることで徐々に状態が改善していったそうです。

先生がお勤めの地域では骨盤ケアがまだ広まっておらず、助産所には骨盤周囲のトラブルなどにお悩みの方が多く来院するそうです。
講演では、先生が関ったケースについてもお話しくださいました。

 

第2演者:森田 綾先生(にじのわ ママとこどもの育ちラボ 代表/作業療法士)

第2演者の森田先生は、感覚統合の視点から発達障害と呼ばれる子ども達を分析。
その子達は一体何に躓いているのか、そして胎児期・乳児期にできることは何なのかについてお話しくださいました。

子どもの発達はよくピラミッドに例えられます。
子どもは成長とともに身の回りのことを自分でする力や、適切にコミュニケーションをとる力など様々な力を伸ばしていきますが、これらはピラミッドの土台となる“感覚統合”がしっかりと発達していることが欠かせません。
感覚統合とは、脳に届いた視覚・聴覚・触覚・固有受容覚・前庭覚といった様々な感覚を、まとまった情報として処理することをいいます。

この感覚をしっかりと感じ取る力を育てるためには、大人が胎児期や乳児期を取り巻く環境を整え、目の前にいる赤ちゃんにとって「心地よい」を探る姿勢が大切なのだそうです。
過ごしやすい子宮環境を整えることや、まるまる育児、適切な撫で方・抱き方などを通して、赤ちゃんにとっての「快」を与えてあげられるよう妊娠中からの骨盤ケアで、健康で思うように動くお母さんの体をつくることが必須であるといえます。

また、赤ちゃんが動けるようになってからは“自分でできた”ということが究極の「快」になるそうです。
だからこそ、大人は赤ちゃんの行動を手伝いすぎてしまうのではなく、見守ることも大切なのです。

今回のセミナーの詳細は講演要旨集をご覧ください♪

ちなみに森田先生は書籍『赤ちゃん発達応援 まるまる育児バイブル 第2版』の筆者の一人でもありますΣ(・∀・)
成長発達にあわせた子育てのコツや感覚統合の話などが、初めて子育てを経験するお母さんにもわかりやすいように、たくさんのイラストと一緒に説明されています。
通販サイト「トコちゃんドットコム」でも販売しているので、ぜひお手に取ってみてくださいね(o^ω^o)

青葉のランチョンセミナーにご参加くださった皆様、ありがとうございました!